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    らーめん 喜三 (きぞう)    

幡ヶ谷駅の真上にできたお店。あ、いや駅の真上にラーメン店ができることはまず無いわけで、正確には幡ヶ谷駅北口階段の真上のビル内にある、ということです。
内容的には、ヴィスプ系二郎インスパイアのお店。
これじゃわからん、という方のために解説しますと、「紀州和歌山らーめんまっち棒」、「つけそばぢゃぶ屋」、「麺屋梵天」などを経営するVISPがプロデュースした「二郎」風のラーメンをウリにするお店。
同系列のお店としては他に、「拉麺岩男」などがあります。

2006年6月開店
渋谷区幡ヶ谷2-13-4
1130-1500、1800-2400
月休
場所は上記のとおり。ルートとしては、駅出口を出たら、出口の右側を振り返ると、奥深い通路があり、その奥の方に黄色い看板が見えますので、そこです。


    つけ麺+大盛+野菜大盛
 @750+0+0

 麺は、コパトーンで灼いたような小麦色の多加水角断面平打ち極太直麺で、ツルツルした食感だが、硬めの仕上がりなのでモグモグと噛んで食べる必要がある
 量は350g弱か
 特盛も同額サービス
 つけだれは、薄めの焦茶色濁のとんこつ魚系しょうゆ味で、チャーシューダレを加えてあるような特徴のある甘からさがあり、塩味も強い
 二郎(にはつけ麺を出す店があまりないが)ほど、複雑怪奇(^^ゞではなく、基本的にはシンプルな味わい
 トッピングは、つけだれの中に、薄いがホロホロと崩れるように柔らかいバラロールチャーシュー1枚、麺の上に茹でモヤシとキャベツの野菜盛、きざみ海苔
   
 (060725)


黄色い看板の下の狭い入口を入ると、店内は比較的狭いものの、U字型カウンター12席、その奧にキッチン、となかなか有効に使われています。
スタッフは3人。
スタッフのあいさつが、大声で元気良いのも狭さを感じさせません。
最近ありがちなデザインされたお店とは異なり、シンプルで素朴内装で、テレビも置いてあるなど、まあ落ち着ける雰囲気です。

メニューは、ラーメンがしょうゆ味の他、味噌、紅(辛味噌)とあり、つけ麺も同様の布陣で、その他トッピングが多数。
二郎インスパイアにしては多彩なメニューに加え、麺の大盛、特盛、野菜やニンニクの大盛も無料ですから、ワカモノにとっては心強いお店となるでしょう。

しかし、二郎インスパイアの道をひたすら走るように思えるVISPは、この先どこに行くのでしょうかねえ?