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    博多白天(しろてん)    

世田谷通りの農大一高前付近のラーメン店密集地帯。
入れ替わりが激しいところですが、「鹿児島黒豚ラーメンサンコウ」が閉店した後に、できたのがこの店です。
鹿児島去りて、博多来たるというわけですか。
どっちんしてん九州たいね。

ここら辺も、ながいこと営業しているのは、古い順にいえば「どさん子」「百麺」「一代目支那そば真打ち」しかなくなりましたねぇ(2002年10月現在)。

     
ラーメン
 @620

 麺は、博多直送本場の細麺で、特に極細のもの
 これがかためで出てくるのだが、食べている内にやわめになってしまうほど
 スープは、これも博多風のしょうゆダレ入りとんこつ白湯スープで、ものすごく濃いとろみがついているが、じつにさっぱりしたもの
 トッピングに、ノリが入るのはご愛敬
 
   

ねぎラーメン

 @920

 麺、スープは、もちろん同一
 ねぎは、こうとうねぎのみじんがかなり大量にのる(が、300円分とはいえんたい)
 
店は、サンコウの居抜きで、客席はそのままですが、厨房は完全にリニューアルされ、清潔感があります。

「白天」というと、西日本では白いさつま揚げのことですが、この店では「白いスープで天下を取る」という心意気を表した言葉とのこと(あとから付けたこじつけだそうで)。
しかし、店主は「博多長浜ラーメン御天」で修業したそうなので、その1文字をもらったというのが真相でしょう。
それはともかく、若い3人のスタッフはやる気十分です。

このラーメン密集地帯で、ラーメン620円、ねぎラーメン920円、替え玉130円というお値段はどうかとおもいますが、味のレベルは相当高いといえます。「なんでんかんでん」の流れをくむわけですが、「御天」というか、往年の「なんでんかんでん」のスープを思い出します。経堂周辺では、「らぁめん英」の水準に近いといえるでしょうか。

トッピングの種類も多く、また、九州の焼酎を始め飲み物も置いてあるので、ちょっと飲んでラーメンを食べるというスタイルもありでしょう。このところ、そんな店が多いようですが。

今後が期待されます。