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    平太周 味庵 (ひらたいしゅうあじあん)    

五反田から蒲田までをぐるりとつなぐ池上線は東急の路線の中でも、下町の味わいが感じられる路線です。
もともとは池上本門寺や目黒不動の参拝客を狙った鉄道開発だったようですがね。

五反田から池上線に乗り換えてほんの一駅、大崎広小路駅に降り立ちます。
山手通りがここだけ広いので広小路というわけですが、その広小路を大崎方面に向かって右の歩道を歩いていき、広小路が尽きるあたりの右手にこのお店があります。

店名は、なんだかアジア料理店のようでもありますが、れっきとしたラーメン専門店です。

2003年3月開店
品川区大崎4−2−2
1100〜2230(土は2000)
日祝休

    特製らーめん+大盛
 @800+100

 麺は、中程度の太さの低加水ややちぢれ麺で、固めの仕上がり
 色は、スープの色にと背脂にまつわれているため不明(^^)
 写真のとおり背脂が白雪のように表面を覆っているのでそのままではわからないが、チャーシューなどをそっと持ち上げると、光も届かぬその下に、濃い茶色濁のとんこつしょうゆ味で、ややとろみもあるスープが広がっている
 かなり塩味が強く、麺にも色が付くほどの濃さである
 トッピングは、大きくて厚めのバラロールチャーシュー2枚、これも背脂の雪の中に沈む半熟味玉まるごと、メンマ少々
 ネギは背脂の上に浮いておりスープに届いていないので、よ〜くかき混ぜないとその効果が発揮できない
 チャーシューや味玉も、背脂まみれになっているので、食べるときはスープで洗うようにしてからにすべき
   

このお店は、板橋本町付近にある「環七ラーメン平太周」の支店です。
しかし、お店や什器のデザインは、まさにそこらの中華料理屋風の本店と違って、かなり上品になっています。なんと、ホームページまであります。

が、ラーメンのデザインと味わいは、両店全く同じであります。
野趣あふれる、というか、背脂あふれるデザインと味わいになっております(^^ゞ

で、その店舗デザインは、大ぶりの焦茶色塗りで、枕木にも見える木材で内外装を造っています。
店内は、凸型カウンター13席。スタッフは2人。

営業日の設定などを見ると、大崎・五反田周辺の大学や事業所のホワイトカラーの皆さん相手ということのようですが、「中華そば凛」といい、こちらの皆さんはどうもワイルドなラーメンがお好きなようで・・・