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    中華そば つしま    

浅草にあるラーメン店といえば、つい昔ながらの和風しょうゆラーメンを予想してしまいますね。しかも、この店、「中華そば」と銘打っているわけですから。
ところが、どっこい、あにはからんやです。
で、その商品の特徴は・・・

2003年7月開店。

    中華そば
 @650

 麺は、扁平角断面の中太直麺で、黄色いもちもちしたもの
 スープは、かなり茶濁のとんこつ魚介しょうゆ味で、とろみが強く、魚の香りが立っており、やや甘みも感じる
 魚介を付加した家系のような味とも言え、昔風の中華そばとは大幅にイメージが異なる
 トッピングは、ほろほろと崩れるバラチャーシュー、細い焼きメンマ、のり
 カウンタ上には、胡椒挽き、激辛高菜が置いてある
   

店も、土塗りや焼板を使った内装は、モダン和風。
壁やキッチンに向いたカウンターに、丸卓が二つで、かなり狭い空間を有効活用した結果、席数は計21席もあります。

このお店は、博多ラーメンで有名な「田中商店」(遠いのでなかなか行けない(T_T)の店主が、あえて新しいジャンルに挑戦しているお店なのです。
なので、中華そばといっても、強いとんこつベースであり、さっぱりはしていますが、濃い味わいの和風といったところでしょうか。

このように、かなり力が入っていることはわかりますが、浅草付近を歩いている客層を考えると、果たしてこの味が根付くのか。
がんばってほしいものです。