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    ラーメン 和尚 (おしょう)    

国分寺という地名は、むか~し小学校の社会科の時間だか中学校の歴史の時間だかに習ったように、あちこちあるわけですが、市町村の名前として名乗っているのは東京都の国分寺市だけです(国分寺町という名称は全国で2町あったようですが平成の大合併で無くなってしまいました)。

国分寺だけに「和尚」と店名をつけた、てなわけはありません(^^)が、覚えやすい店名ではあります。

2004年9月開店
国分寺市本多2-16-19
1130-2600(日祝は-2000、いずれもスープ切れ終了)
月休
国分寺駅北口の交番脇から北へ向かう細い道「北口商店会」を抜け、「本多中央通り」に入ると、すぐ先左にあります。


    全部のせ(塩)
 @900

 麺は、比較的透明感の強い多加水中細直麺で、柔らかめだが、ツルツルした食感
 量は、120g程度と少なめなので、なにかしらトッピングを追加する人が多いとか
 スープは、一見しょうゆ味にも見えるが薄茶色強濁のとんこつ魚系塩味で、節粉が大量に混ざり、強烈なカツオ節の香りがするもの
 濃さという意味では、塩味やダシの味はそれぞれかなり強く、食べたあともしばらく残る
 とんこつと和風のWスープで、丼で合わせたあと、熱く焼いたステンレスのボールを投入して沸騰させるというパフォーマンスが見られるという情報がありましたが、現在はやっていないようだ
 トッピングは、強く燻蒸されたバラロールチャーシュー3枚、黄身がほとんど固まっていない半熟味玉1/1、太細混合のアメ色のメンマ多量、ナルト1枚、山クラゲ、8切のり7枚
   
 (060319)


外観は、別にお寺風ではなくいたって普通のラーメン店。
それどころか店内にはいると、壁に「三隆丸」と描かれた大きな大漁旗が壁に貼り付けてあり、まるで居酒屋のような感じです。
いや、実は店主の後藤さんが、高知の漁師の出身だからだそうです。
それゆえか、使っている節も宗田節だそうです。

客席は、U字型10席。キッチンは奥の方に引っ込んでおり、調理作業はほとんど見えません。
スタッフは3人。

和尚といえば、殺生を慎み、世俗を解脱しているはずなのですが、ここは大漁旗といい、強烈なスープといい、殺生はやるわ世俗をさらに追求するわ、という相反した方向ではありますまいか。
でも、その方がラーメンとしてはおいしくなるので大賛成なんですけどね(^^ゞ