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    ラーメン マキタ    

川崎駅周辺は今、大きな変貌を遂げています。
駅コンコースからの人の流れは、今やほとんどが西口へ向かっています。
その流れの先は東芝川崎事業所が閉鎖されてその跡にできた都心型ショッピングモール「ラゾーナ」(「ららぽーと」と言わなかったのは偉い)です。コンコースからつながる広場に立つと、ホント昔の面影はありません。
まあ、その先の市街地はあまり変わりがありませんけどね。

その変わりない市街地内に、変わりないたたずまいのラーメン店があります。「イレブンフーズ」11huzu.htm出身の店主が切り盛りするお店です。

川崎市幸区柳町2-1グリーンハイツかえで1F

1100-1400、1700-2130
木休
川崎駅西口からデッキを渡ってMUZAに向かい、右方向の階段から地上へ。
地上へ降りたところの川崎西口通り線を西に進み、5分ほど歩いた先の南幸町交差点の手前左側のビル1階にあります。
が、汚れたオーニングに「マキタ」と書いてあるだけで、それも汚れで良く読めないので、通り過ぎないよう気をつけないといけません。


    豚骨大盛+タマゴ
@750+50
 麺は、いわゆる家系ラーメンの一部の系列で使われている大橋製麺所
 多加水の太直麺で、ツルツルそして柔らかいゆであがりだが、ゆで湯を換えていないのかかん水の匂いがやや強く感じられる
 スープは、薄茶色強濁のとんこつ白湯塩味で、見た目はドロドロと濃いが、意外やまろやかでサッパリした味わいで、臭みも全く感じられない
 丼の縁すれすれにあふれんばかりにスープが入っているところは、「品達」から始まったと思うが昨今のスープをケチる風潮のなかで、実にうれしくもしっかりとした心意気を感じる
 サッパリしすぎのような味を補正するため、カウンター上にあったニンニクチップを入れた・・・が、あに図らんやそれは天かすだった(@@)
 トッピングの厚いバラロールチャーシュー1枚は味のあまりしない煮豚だがトロトロの食感でなかなかおいしい
 タマゴは半熟ゆで玉子2/2
 他に、大きな丸ごとキクラゲ3枚、業務用のような一味入りメンマ少々、ワカメ少々
 薬味のタマネギざく切りは熱々のスープでほど良く煮えて甘味が出ている
   
 (070204)


汚れが目立つ外観はなかなか味わいがありますが、店内も雑然として深い味わい(^^)の雰囲気です。
客席はL字型6席と狭く、キッチンはさらに狭い。カウンター上には、ニンニクチップ改め天かすの他、白ごま、一味、トウバンジャン、酢、と多彩な調味料が用意されています。
スタッフは店主1人ですが、イレブンフーズと違ってずいぶん愛想が良い店主です。