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    古武士 (復活)    

古武士」は、2001年に新宿に開店した「青葉」インスパイアのラーメン店です。評価が非常に高く、開店後まもなく歌舞伎町やアルタ裏などに多数の支店を展開してきました。
急成長企業によくあることですが、急激な組織拡大はガバナンスの欠如をもたらしやすいわけで、「古武士」もご多分にもれず一部の支店で品質水準の低下を招いたという噂が広まり(曰く「伸びきった麺が出てきた」など。事実かどうかは未確認ですが)、2005年6月、ついには全店閉店してしまいました。

しかし、雌伏1年半、同じ店主がリベンジをかけてきました。しかも、同じ店名、商品での真っ向勝負です。

2006年9月開店
1130-2100
水休
新宿区西新宿7-4-6 ストーク新宿井岡1F
新宿駅西口から小滝橋通り右側歩道を北上。「麺屋武蔵 新宿店」の道路のちょっと先にあります。


    ラーメン+中盛+チャーシュー
 @680円+0円+250円
 麺は、黄白色の太直麺で、やや柔らかめの仕上がり
 量は300g(普通盛り200gと料金は同じ)
 スープは、薄めの白茶濁のとんこつ魚系しょうゆ味で、いずれの素材も突出せず塩味も強くはない、全体にまろやかなもの
 トッピングは、かなり濃い茶色で柔らかだが歯応えも残る肩バラチャーシュー4枚、ゆで玉子1/2(メニューのトッピングリストには味玉とあったのでゆで玉子は素材終了のための緊急避難と思われる)、メンマ少々
   
 (060921)


店内は、2席、4席、6席のテーブル各1卓の他、変形の平面形にあわせたのか、半楕円形にしつらえられたカウンター7席。
排気フードも半楕円形に造作されています。
スタッフは、キッチン3人、ホール2人と万全の体制は、開店景気への対応でしょうか。現に、2006年9月の取材時には、数人の待ち行列が生じるほどでした(現在の状況は不明です)。

なお、麺についてはメニューに「太麺のため時間がかかる」旨表記されているわりに早く出てきましたので、「茹で置きかも」との疑念も湧きましたが、食感としては柔らかめではあるもののダレているというほどではないので、いわゆる見込み生産であろうと受け止めています。

真っ向勝負の出直しですので、最初の開店時のレベルが必ずや確保されていくものと期待しています。