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    麺処 夢乃屋    

二子玉川の玉川高島屋SCの南側から多摩川にかけては、飲食、業務、住居が混在した街区が街区が広がっています。
その玉川高島屋SC新南館の隣接街区に、主として既存業務ビルをコンバージョンした町家ダイニング風の集合飲食施設「柳小路」が、2004年11月開設しました(東神開発がプロデュース)。
「柳小路」は、ビルの外皮に板塀や格子をあしらい、女性向きのテナント構成もあいまって、はんなりした大人のイメージの京都風町並みを醸しています。
なお、昼間よくよく観察すると、板塀なども結構チープですので、観光なら夜がおすすめ(^^)

そのなかにできたラーメン店は、なぜか山梨からの出店。
山梨で町おこしの夢として、一から修行を重ねて開店したという「甲州らーめん夢乃屋」の都内初出店です。

二子玉川駅西口から、玉川高島屋SC前の横断歩道を渡り、本館と南館の間の道を進み、西館のUFJ銀行前を左折し、最初の角を右に曲がるとすぐ右。

2004年11月開店
世田谷区玉川3−11−1 柳小路東角1F
1100-2100
火休


    雅(創作醤油)
 @900
 麺は、黄白色のややちぢれ中細直麺で、柔らかめの仕上がり
 量は少なめ
 スープは、やや濁のトリガラとんこつしょうゆ味で、わりと複雑な味わいながら白醤油を使っているためか、塩ラーメンのような色合い
 無化調
 食べ進む内に、トッピングされたカツオブシから魚系の味も加わってくる
 その他のトッピングは、外周に焼き色が付いていない大ぶりの肩ロースチャーシューチャーシュー1枚、黄身が鮮やかなオレンジ色の半熟玉子1/2×2、のり1枚、メンマ
   


店内も、壁や床に木を多用したモダン和風の内装で、落ち着きがあります。
ただし、天井は黒塗りの仮想天井ですし、客席からはキッチンが見渡せないという、なんとなく中途半端な設計ですが、これはテナントの入れ替わりを強く想定したものでしょうか。

なお、「麺処夢乃屋」がある「柳小路 東角」は、4棟の内唯一新築のようです。

HPのこだわりのページによれば、さまざまな素材にずいぶん投資しているようです。
壁に「一麺一心」の額が掲げられていますが、ラーメンへのこだわり、健康にも配慮する姿勢を今後も持ち続けて欲しいと期待しています。