梅もと

		梅　も　と
		むかし鬼子母神（きしもじん）という神様がいました。じゃなかった、仏様ですね。法華経によると、ハーリティ（訳して鬼子母神）という鬼神は、人間の子供をさらって食べていたのですが、お釈迦様に導かれて改心し、子供と人々を守る仏様となったということらしい。国内でも、あちこちに鬼子母神があり、子孫繁栄という目的型信仰の対象となっています。都内では、「おそれ入谷の鬼子母神」がよく知られていますが、雑司ヶ谷の法明寺鬼子母神も著名です。なにせ、駅名（都電ですが）に鬼子母神前とあるくらいですから。その、鬼子母神前（こちらは、きしぼじんとよぶ）から北へ行くと、法明寺鬼子母神への参道であるけやき並木通りがありますが、そちらへは入らずまっすぐ進みますと、左手にこの店があります。
			つけめん地球盛り　＠７００　麺は、つけめんとしては細めで、白く、つるりさらりとした直麺　伸びが早いので、急いで食す必要あり　麺量は、地球盛は３玉４５０ｇで、そのうえに、宇宙盛４玉、宇宙盛５玉、ビッグバーン盛７玉、ブラックホール盛１０玉があるが、みな同料金（ただし残すとペナルティ）　つけだれは、動物系のだしで甘辛にちょっと酸味が効いており、表面にはごまが一面に浮いている　隠し味としてショウガ風味もあるが、とにかくかなり甘く、麺全体をつけると甘過ぎになってしまうため、そばのように麺の端をちょっとつけるだけにするほうがいいかも　チャーシューではなく、豚角煮の切れ端入り
		入口からして、民家を改装したものとわかるが、奥に座敷があるのには驚きます。座敷に３卓、入口の通路！にカウンター４席。店内は、壁といわず天井といわず、店の紹介雑誌などがぺたぺたと貼られていますので、かなり雑然とした雰囲気。銀河盛、宇宙盛はかなり挑戦者が多いようですが、その上のビッグバーンやブラックホールは見たことないですね。あ、そりゃそうですね、肉眼では見えないものでしょうから。