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    めん徳 二代目つじ田    

我が国の政治の求心力はもちろん政党にありますが、その周囲に群がる各種団体も政治をつき動かす原動力となっています。
その各種団体の巣窟となっているのが、平河町界隈です。

となると、そのあたりは結構な飲食店が建ち並んでいるのか?
というと、それが意外にもそうではありません。
ならば、B級は?
あ〜、もちろん、そんな飲食店もあまりありませんねぇ。

で、このお店は、こうした界隈での貴重な選択肢なのです。

麹町駅の新宿通側出口をでて、赤プリのある諏訪坂方面へ入り、紀尾井町交差点角ビル1階にあります。
2階は、これまた貴重な選択肢の居酒屋「麹村」です。居酒屋といっても、それなりの水準なので、落ち着ける店です。ただし、この店は天井が低いのがたまに疵であります。ま、余計な情報ですがね。

    つけめん
 @750

 麺は、白めで少し透明感もあるややちぢれ太麺で、ツルツルとしたのどごしと固さがあるもの
 すだち半分が麺に載っているので、これを搾り掛けると味がさっと変わるのがおもしろい
 大盛がメニューになく、スタッフに聞いても、やってませんので、と冷たい返事、場所柄なのか(T_T)
 つけダレは、とんこつ白湯魚介系しょうゆ味で、かなりの濃度ととろみがあるもの
 酸味無し、唐辛子は少し浮いているが、しょっぱさはあまりなく、ダシの味のみで食べ進められる
 トッピングは、チャーシュー棒切り2、メンマ、のり
 カウンターの上に、最近流行の京都祇園本家原了郭「黒七味」ミニ竹入が置いてある
   

外観は、めん徳二代目つじ田」と墨書風に書かれた白い大きなのれんがかかり、行列用のイスや注文聞きの赤シャツのスタッフがうろうろしていなければ、ちょっとした料亭風で、一瞬入るのをためらってしまいます。

店内は、カウンター8席だけで、客席も厨房もかなりの狭さです。
厨房奥の壁には、「旭川ラーメン」と染め抜いたボロボロの赤のれんが飾ってありますが、これは閉店した初代「めん徳」(高円寺)のものです。
今後は、「めん徳三代目」が出ないよう頑張って欲しいものです。