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     近喜屋(きかきや)    

川越はご存じ御朱印寺喜多院がある徳川家ゆかりの都市です。
土蔵造りの町並みなどは明治以降のものですが、長い歴史を示してもいます。

それはともかく、今や埼玉の中ではラーメン激戦区の一つとなっています。

そのなかでも、まあ、気の置けないというか、よく言えば「日常性」悪く言えば「雑然」がウリ(^^)のお店がココです。
駅から結構歩いた先の商店街でもない通りにぽつんとあるのもなかなかの味わいです。
「頑者」で並ぶ勇気と元気がない人はこちらへいきましょう。

2004年8月開店
1130-2100(土日は-1700で売り切れ終了)、火休
川越市南通町7-17
川越駅白楽駅東口を出たら、駅前の道をまっすぐ東へ直進し、2つめの信号を左へ曲がると、比較的交通量の多い県道川越坂戸毛呂山線です。これを北に向かって5分ほど直進すると左側にあります。


    ら~麺
@700
 麺は、ちりちりと不規則に縮れた黄白色の中太麺で、比較的柔らかめに茹でられており、チュルチュルとした食感が心地よい
 量は120g程と少なめ
 スープは一見ありがちな豚骨魚介で表面にも脂の層があるものだが、ダシの素材へのこだわりが書いた紙が壁に貼られているように、深いうまみがありつつもさっぱりとした味わいが感じられるなかなかの水準のもの
 唐辛子の輪切りが2~3片入れてあるところなど、ちょっとした工夫もある
 トッピングは、大ぶりでホロホロとした柔らかさの肩ロースチャーシュー2枚、茶色のメンマ3本、のり1枚
   
(料金・メニューは取材時のものです 091028)


周辺がひっそりとしているだけに、遠目にはちょっとしゃれた外観のお店かと思いきや、近寄ると古びた外観に見えてしまいます。店内も、壁が黒く塗られているのでよくわかりませんが、エアコンの汚れ具合などから察するにかなりのホコリが蓄積されているようにも見えます。厨房も雑然としていますし、L字型カウンター12席のうち2席は雑物の置き場と化しています。
スタッフは、店主とバイト君の計2名体制。

しかし、見た目はそんなですが、味わいは激戦区の中でもかなりのレベルであり、「麺屋うえだ」などとのコラボイベントも行うなど、ラーメンへの情熱も高いお店です。こんなお店がもっと駅に近いところにあるとうれしいのですが。