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    らーめん専門店 台風。
   

突然ですが、筑波大学は、私のようなヒトビトにとって結構敷居の高い大学であります。
私のようなヒトビトって、つまりプアなヒトビトということですが(^^)
それはなぜ?
もちろん、今時の国立大学は授業料がん十万である、ということもありますが、それよりなによりつくば市あたりはバイトがありまへん。生活費を自ら調達しないといけないヒトビトにとっては、敷居が高くなるわけであります。
ま、その分遊ぶところもないというメリットはありますが。あれ?デメリットかな?

ともあれ筑波大学は、筑波研究学園都市への国家機関の移転を先導する役割を与えられて設立されたのであり、その前身は東京教育大学なのです。
ということで、いまだに都内のあちこちに教育大学らしい付属学校や校舎などを保有しています。

え~、その筑波大学東京キャンパス大塚地区校舎の近くにあるのがこのお店です。

2007年5月開店
1100-1500 水休
文京区小石川5-34-6 シャルマン小石川1F
茗荷谷駅から春日通りを北に向かい、教育の森公園と筑波大大塚地区校舎(これらは東教大大塚キャンパス跡地で、しかも江戸期は松平大学頭の上屋敷でした。いやはや。)に向かって信号を渡ります。そのまま、校舎右の坂に進みます。
この坂は「湯立坂」と呼ばれ、江戸期以前には坂下の千川(川底に小さな石が多かったので小石河と呼ばれた)をはさんで、川向こうの氷川明神(現簸川神社)に向け湯立て神事が行われたとの伝説があります。
坂に沿って木々がうっそうと茂る窪町東公園を下り、下りきった先の交差点を右折して千川通りに入り、3街区目右側にあります。
やっとたどり着きましたねえ、前振りが長くてすみませ~ん。


    つけ麺大
@800
 麺は、浅草開化楼製の濃いベージュ色をした幅広平打ち麺で、一見ピロピロの感じだが堅めでコシが強く、麺自体のうまみと食感は非常によい
 ただし、表面がツルツルしすぎなのか、つけだれの持ち上げはあまりよくない
 つけだれは、茶色強濁のとんこつ白湯魚介しょうゆ味で、酸味、辛味が少々あるもの
 底にたまるほどの魚粉と多量の油によりドロッとした濃度があり、スープ割りしてもその濃さはあまり変わらない
 麺の上に載っているライム?を絞ると香りが変わって楽しい
 なお、調味料としては、唐辛子がカウンター上になく、代りに柚子粉の瓶が置いてある
 トッピングは、麺の上にのり小1枚、ナルト小1枚、つけだれの中にチャーシュー端切れ小5個、メンマ(これだけは太い)7本
   
 (070701)


店内は、U字型カウンター10席。キッチンは奥にあります。
スタッフは店主1人のみ。

立地という点ではかなり厳しいと思われますが、なかなかの水準の味わいです。がんばってほしいものです。
筑波大の学生さんも応援してね。