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    風雲児
   

「風雲児」とは「事変に乗じて才能を現わし、目覚ましい活動をする人」ということですが、確かにそんな人って誰の周りにもいますよねえ。
台風が来ると、目を輝かせて川の増水状態を見回ったり、いそいそと雨戸を打ち付けたり(ていうのはさすがに古いですか)する人がいますけど、そんな人ですね。

でも、このお店の周りは特に台風が来ているわけでも、ラーメン戦争が起こるほど競合状態というわけでもありません。
ラーメン界の「台風。」は、もっと東の茗荷谷あたりに来ているだけですから。

2007年9月開店
1100-1500、1700-2100(材料切れ終了) 日祝休
渋谷区代々木2ー14-3 北斗第一ビル1F
新宿なのに住所が渋谷というのも不思議でありますが・・・
京王線新宿駅の6番出口から地上に出て、出口左脇の道を南方向へ。最初の交差点を右にはいるとすぐ。この交差点は、京王線が地上を走っていた頃のトンネルの出口直上部にあたっていたため変形になっていたのを、そのまま引き継いで変形の交差点となっています。


    つけ麺+大盛
@750+0
 麺は、濃い黄白色でつやつやとした表面の太直麺
 堅い仕上がりでつるつるした食感
 量は、大盛だが300gはない
 つけだれは、ベージュ色強濁のとんこつ白湯魚介しょうゆ味で、魚粉が表面にぽっこりと乗っている
 甘み、酸味が強いうえにさらに魚粉の味が加わってくるところに違和感があるが、次第にそれもありかな、と思えてくるのが不思議
 トッピングは、バラチャーシュー2切れ、メンマがつけだれに沈んでいる
 ポットに入れておいてある割スープは、和風で透明なもので、かなり薄味
   
 (080410)


お店は、ビルの中地階でわかりづらいので、看板で見分けるしかありません。
店内に入ると、ウナギの寝床風の奥に深いL字型カウンター16席で、天井が低くまるで穴蔵のような雰囲気。
スタッフは4人だが制作担当は2人。ご主人はイケメンの部類。

レベルはそこそこですが、量など考えると、この立地ではやむを得ないともいえるが、ちょっとC/Pは悪いですね。
今後は、より目覚ましい味わいを提供してほしいものです。