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    麺処 田ぶし    

高円寺といえば純情商店街です。
しかし、駅北口から、その純情商店街を右にみながら、線路に沿って阿佐ヶ谷方向にコッソリ進み、信号を渡るとそこはもう、非純情な商店街なのです(^^)

その、非純情商店街を少し入り、「日向屋」高円寺店を過ぎると、左手にこの店があります。
木とガラスのシンプル和風な外観ですので、このあたりではかえって目立ちますね。

2003年7月開店。

    つけ麺+穂先メンマ
 @850+150

 麺は、扁平角断面の中細やや縮れ麺で、アルデンテ風の固い仕上がりだが、形状がよいのかつけだれの絡みはよい
 つけだれは、濃いめ白茶濁のとんこつ白湯しょうゆ味で、辛味、酸味、とんこつ味はさっぱり系だが、しょっぱさは相当なもの
 赤いそば湯の器でついてくる割スープを全部入れてもかなりしょっぱさが残るほど
 さらに、写真でも目立つように、表面を強い味と香りを持つ魚介系香味油が覆う
 つけだれにはバラチャーシュー、のり各1枚、麺の上に、半熟味玉半分、ほうれん草、白髪ネギ、きざみのりと、穂先メンマ
 穂先メンマは、柔らかさとシャリシャリ感のバランス、香りがよい
 
   

外観に比べ、内装はやや洋風で、ぼんぼり型の照明が暖かみを醸し出しています。
L型カウンターのみ11席。入り口近くのカウンター上に、焼きアゴ(トビウオ)と利尻昆布がザルに盛って置いてあります。ダシ材の証明兼インテリアなんでしょう。

かなり強烈なインパクトでありながら上品さを失わず、かつ穂先メンマ、魚介系香味油などプラスαの味造り、清潔感のある店舗など、かなり流行の先を行くお店です。開店後、あっという間に超有名店になったのもむべなるかなということですね。

さらに、ラーメン店なのに、布おしぼりが出てきます。そりゃ、お値段を考えれば、ま、当然のサービスとしていいのです。
いいのですが、おしぼりで手や口の周りを拭きつつ、小心者の筆者は考えました。ひょっとして、お向かいあたりの非純情商店と共通のおしぼり屋を使ってはいないでしょうねぇ(^^ゞ