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    麺矢 龍王     

大森駅は、汽笛一声新橋を発車した鉄道開通時にはまだできておらず、御雇いの外国人鉄道技師たちが自宅近くに勝手に列車を停めていたのが始まりだとか。
その駅舎が明治9年に開設した後も、特に西口駅舎については、西口から山王の高台に住む文士、政治家などの文化人社交団体「大森倶楽部」が整備に尽力したそうです。この「大森倶楽部」は、西口から山王界隈の保存にも影響を与えていたようで、確かに大森駅周辺の地図を見ても、広い道とビルが多い東口と細い道に戸建て住宅の西口と、全く異なる街の様相となっていますね。

2004年3月開店
大田区大森北1-29-6 イレクルール大森1F
平日1100-1400、1700-2600 土1100-2300 日祝1200-2200
月休
大森駅東口から、南側の階段を下り、目の前の東京海上日動ビル脇の路地へ。そのまままっすぐ「大森北一番街」を通り抜け、なんとなく人通りが少なく距離も短いアーケ-ド街「ミルパショッピングセンター」を左折。アーケードが途切れるすぐ手前右側にあります。


    正油らーめん+半めし
 @650+0

 麺は、札幌から空輸された西山製麺製の黄色くつるつるとした多加水中細ちぢれ麺で、ぷりぷり固めの仕上がり
 スープは、一見味噌ラーメンのようにも見える茶色強濁のとんこつ牛骨しょうゆ味で、塩味が濃いものの、脂はあまり強くないので、非常にさっぱりとした味わい
 トッピングは、小ぶりだが少し厚みのある肩バラチャーシュー2枚、味玉1/2、太めのメンマ
 半めしは、いわゆる小ライスのような半端なものではなく、ちゃんとしたごはん1杯分はある
   
 (051013)


店内は、I型カウンター7席に、なすび型といったらよいのか変形の大型テーブル1卓11席と、客席数も多い。どちらのトップも、木目がきれいな木製で、落ち着いた雰囲気となっています。
スタッフは元気の良いホール1名を含め、4人。

店主は、もともと六本木の札幌ラーメンのお店「天鳳(てんほう)」出身だそうで、「天鳳」名物の麺硬く+油濃く+味濃くを番号であらわした「一・三・五」や、その超強力版「めんぱり」もあります。普通の正油らーめんでも十分硬くて濃いと思うのですがねぇ。

なお、店名の「麺矢」の矢は、看板には◎を的として矢が中央に当たったような絵文字で表示されています。