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    昴神 角ふじ (こうじん かどふじ)    

学習塾からラーメン店経営を始めたのが「九州じゃんがら」なら、ラーメン店から学習塾経営を始めたのが「大勝軒佐貫店」を経営する「こうじ・ヒューマン・ファクトリー・グループ」です。
まあ、学習塾はどうでもよろしいのですが、このグループが母体となって茨城県や千葉県を中心にラーメン店の独立支援をしています。
その東京進出第1号がこのお店です。
「大勝軒佐貫店」は、もともと今はなき「大勝軒(東池袋)」ののれん分けですから、大勝軒風の味なのです。
しかし、独立支店としては二郎インスパイア系のセカンドブランドも展開していおり、それがこの「角ふじ」という店名のシリーズなのです。なお、「昴神」の部分は、お店によっていろいろな名称が使われているようです。

2007年3月開店
杉並区阿佐谷南1-4-2
1130-1500、1800-2300
火休
新高円寺駅から、青梅街道に出たら、北側歩道を西へ500mほど進んだ先。


    角ふじ麺+のり+野菜大盛
@680円+100円+0円
 麺は、もちろん写真には写っていないけど(^^)、黄色い角張った極太ちぢれ麺で、麺自体の表面はなめらかな感じだが、生ゆでに近い固ゆでのため、ボソボソ、ゴツゴツとした食感
 量は、200gと二郎インスパイア系にしては上品
 スープは、ちょっと節系の香りがする茶色やや濁のとんこつ魚系しょうゆ味で、塩味は薄く、甘めの上品な味わいで、二郎系のぎゅっと絞りとったような深いダシは感じられない
 トッピングは、写真のとおり高さ20㎝程の槍ヶ岳状に盛られたモヤシとキャベツのちょっとクタクタとなった煮野菜(モヤシが9割)、柔らかく味わいも豊かなチャーシュー厚めのもの1枚、追加トッピングののりは別皿に5枚
 槍ヶ岳の頂上付近にある白いものは、雪ではなく、さらしたタマネギみじん、その上の茶色いものは追加トッピングのしょうゆ漬けニンニクみじん
 丼はやや小さめで、下にはソーサーが敷かれるがすでにスープが溜まっている
   
 (070413)


駅からは遠く青梅街道沿いではあるものの、大通りにポツンとある小さなお店という風情。それゆえか、「腹が減ったらうちにこい!」と大書された赤いテント地のオーニングと、ラーメンとつけ麺の拡大写真が印刷された赤い垂れ幕で自己主張した外観です。
店内は明るく、変形L字型カウンター10席。イスの座面が銀色なのは良いとして、お尻の型にあったくぼみがついているのは、ちょっと場違いな感じかも。
スタッフは、店主と奥様の2人。奥様は佳人ですが、ご主人は小さなお店の割にちょい太タイプ。調理も2人の息がぴたりと合ってます。

野菜大盛は、質はともかく量としては大変なものでして、注文時に「野菜大盛」とコールするわけですが、筆者のように初見のお客の場合は「20㎝以上あって量が多くなりますがダイジョブですかあ」と奥様からチェックが入ります。
それだけ残す人も多いのでしょうかねえ。
なお、野菜大盛の場合は黙っていても別皿が供されますので、まずはその別皿に野菜の大部分を取り分けておいて食べ進むのがよろしいでしょう。でないと、食べるそばからカウンター上に野菜がボロボロと落ちてゆくことになりますのでね。

ホント、お腹が空いたヒトは、ここに行って野菜大盛を食べましょう(^○^)