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    麺屋 じげん    

いまどきのラーメンの主流に、とんこつ魚系こってり魚粉というながれがありますね。まあ、どこにいってもそればっかりという時代は過ぎつつあるようですが。
そうした味の源流の一つが「田ぶし」であることはまちがいないでしょう。魚油という手法を取り入れたのも「田ぶし」です。

その「田ぶし」の元店長が独立して開業したのがこのお店です。
ラーメン激戦地である高田馬場でも、こうした味の流れが少ない西口側に立地しているところはさすがです。

2006年12月開店
新宿区高田馬場4-17-17
1100-1430、1700-スープ切れ終了(2100頃)
日休
高田馬場駅早稲田口から早稲田通り南側歩道を西へ。郵便局の先、早稲田通りと細い道との三叉路を、左手前方向に回り込むとすぐ。


    らーめん+穂先メンマ
@700円+150
 麺は、黄白色のやや平打ち低加水中太直麺で、あまり硬くもなくプリプリとした食感
量は、150g程度
スープは、濃茶強濁のとんこつ魚系しょうゆ味で、魚粉が混入されている上に、さらに魚粉トッピングと魚油のため、強烈な魚の香りがある
また、魚粉がかなり舌にザラザラと感じる
魚が好きな人にはものすごく支持されるであろうし、その逆もあるかな
トッピングは、大きく厚い歯応えも結構あるバラロールチャーシュー1枚、デフォルトのメンマはコリッとした歯応えの、幅広で厚く茶色のもの4~5本、穂先メンマは茶色で濃い味のもの4本
   
 (070123)


地図では裏通りのように見えますが、実際には早稲田通りからよく見えます。外観も、明るくて結構目立ちます。従前はラーメン店だったのですが、内外とも完全に改装されています。
店内は、L字型カウンター8席。明るい照明の下、店主の動きもよく見えますが、実に丁寧な作業でラーメンやつけめんが造られています。

大盛は1.5玉まで無料ですが、ここ高田馬場においてはこの程度のことでは競争上ちょっと苦しいかもしれません。
しかし、魚好きにはたまらないお店。ぜひ末永く生き残って欲しいものです。