ホーム お店案内 タウンマップ 探検記 編集後記

    は や し    

JR渋谷駅南口から信号を渡って、東急プラザの裏一帯は、なかなかディープな世界が構築されています。

そのディープな世界の中央の道から、えっちらと急坂を上っていき、クランクの角を曲がって行ったあたりに、このお店はあります。
ビルの谷間に、白地に黒文字でくっきり店名を染め抜いた大きなのれんがかかっていますので、比較的見つけやすいでしょう。
2003年11月開店。

井の頭線渋谷駅からなら、ホーム後方の4階改札への階段を、これもおっちらと上り、マークシティの南出口から右前方の通りに入り、すぐ左にあります。直線距離ならこちらの方が近いでしょうが、どちらにしてもお店に着くまでにかなりの運動量となりますので、ラーメンを食すには絶好の場所ですかね(^^)

    らーめん
 @680

 麺は、黄白色の少加水中細直麺で、アルデンテのようなプツプツした食感のゆであがり
 スープは、うす茶色やや濁のとんこつ魚介しょうゆ味で、魚系の味が勝っているが、無化調のせいかあまり尖ってはいない
 トッピングは、周囲がしっかり焼かれた香り高いバララウンドチャーシューで食べ応えのある厚めのもの1枚、ふっくらとしていてちゃんとした歯ごたえもある太短いメンマ、のり1枚
 写真でわかるように、丼は小さめだが底は深い
   

メニューは、らーめん以外には、味玉子らーめん、焼き豚らーめんのみときっぱりしたもの。
ついでに、店名も「麺屋○○」とか「らーめん○まる」ではない「はやし」だけのきっぱりしたものですね。

ただし、あの大崎裕史氏がネットで取り上げてから、あっという間に超有名店の仲間入りし、ものすごくお客さんが殺到しているため、ここしばらくは焼き豚らーめんは提供されていないようです。
しかも、17時までという営業時間も早まりがちですので、行くときは電話で確認を。
これは、夫婦2人だけで切り盛りしているためでもありますが、大量生産やバイトなどで変に対応しないところは好感が持てます。

店主は、取り立てて太っているわけではなさそうですが、なぜか、ウンッウンッとかけ声をかけながら湯切りをし、フーッフーッとうなりながら作っています。

店内は、直線中心のシンプルなもので、客席もカウンターのみ9席。

ラーメンフリークの攻勢にめげず、がんばってほしいものです。