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    神戸ラーメン 第一旭    

神戸にご当地ラーメンがあるか?
と聞かれれば、多分ないと答えるしかないでしょう。しかし、これは大都会の宿命ですからねぇ(福岡を除く)。
名古屋のご当地ラーメンはもちろんありませんよね。ん?「スガキヤ」はどうなのよ?てな疑問もありますが、スガキヤは一つの文化ですからねぇ。例えば、冷やしラーメンにマヨネーズをかける文化とかね。

神戸で「スガキヤ」にあたるのが、この「神戸ラーメン第一旭」チェーンです、たぶん(--;)
ま、独自文化を発信しているわけではありませんし、「神戸ラーメン」てのも自称ですが。

杉並区永福1−1−1
1100-2800(日祝は2600)
無休
明大前駅から甲州街道に出て、歩道橋を渡り、甲州街道上り方向へ歩くと、すぐ。
このお店は、HPに載っていないのでFC店ですが、現在では都内のあちこちにあるFC店のなかでは都内第1号の店舗で、記憶によると開店後すでに20年近く経っているような気がします。


    特製A1.5
 @680

 麺は、黄白色の低加水中細直麺で、固めではあるがややぼそぼそした食感
 メニューによって差があるベースの麺の量に各0.5玉無料で追加でき、Aでは1.5玉で、200g位
 スープは、透明茶色の豚肉でとったダシにしょうゆ味のもので、酸化鉄風の酸味のある独特の風味がするが、かなりの量のコショウが入っているためピリッとしまった味わいになっている
 チャーシューは一見牛肉かと見まごうような色の濃い、そして超薄だが歯応えとスジが残るという独自のもの数枚、半熟味玉1/2×2、メンマ、もやし、多めの青ネギ
 テーブルの上にある黄色くて甘いタクワンは、食べ放題
   
 (050415)


甲州街道に向けて赤い色を放つ看板をくぐって店内にはいると、ウナギの寝床のような奥に長い空間で、I型カウンターと奥側のテーブル席で20席程度。
これが、お昼時は明大生でぎっしり埋まるのでしょうか?

スタッフは4人。各人バラバラの衣装で働いています。

「神戸ラーメン第一旭」は、実は京都の「本家第一旭」(これもチェーン店)から派生したお店のようです(「すみれ」と「純連」のような関係?)。
つまり、神戸ラーメンというジャンル分けはいかがなものか、という気がしないでもありませんね。

いずれにしろ、独特の風味を主張する不思議な味のラーメンです。この味に慣れると、それはそれで一つの世界なんでしょうねぇ。