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    中華そば 橙屋    

ラーメン店の立地は、商売戦略上最重要のポイントであり、家賃や地代との均衡をはかりつつもできるだけ駅前や人の集まる場所に立地することが原理原則であることはいうまでもありません。
ところが、その原理原則どおり立地してもうまくいかない場合もあれば、逆にそんな原理原則に縛られない立地で繁盛する店があることも、また世のならいであります。それじゃ原理原則ってなんカイヤ、と突っ込みを入れたくもなりますが、ま、そこんとこは押さえて押さえて・・・

この店も、立地については原理も何もないほど、駅から遠いし、商店街というほどのとおりでもないところにあるのです。
なにせ、一番近い祖師谷大蔵駅から、北口の祖師谷商店街、同昇進会商店街を約1.4キロ、15分歩き通し、塚戸十字路をさらに越えて千歳通りをさらに2〜3分歩くとやっとたどり着きます。ふ〜、疲れた。

      橙そば
 @800円

 麺は、黄色い硬めややちぢれ細麺を固めに仕上げてている
 麺の量は「中華そば」650円より多く、1.5玉ほど使っている
 スープは、魚介系の香り濃いものでありながらとんこつのコクが感じられるやや濁りしょうゆ系
 チャーシューは、ローストしたロールしていないバラ肉で、かなり塩っぱくて噛み応えもあり、和風ベーコンと言えそうなものが2枚
、その他のトッピングとしては、かなり量が多いメンマ、半熟味玉1個まるごと
   

店内はカウンターのみ全8席の小さな店です。

二子玉川の世田谷夫人御用達「いっせいらーめん」出身のようですが、味はかなり異なります。
同じなのは、麺とお値段(^^)
この立地で、この値付けはちょっと無理があるような気もするのですが。世田谷夫人もあまりいなそうな場所ですし、はたしてどうでしょうかねぇ。