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    地鶏水炊きらーめん 有明    

博多に住んだことのある人ならみんな鶏の水炊きを食べたことがありますよね。
水炊きといいつつ、正確に言えばスープ炊きなんですがね。
創始者「水月」などはまあ別格として、通常、庶民の味で、安くてうまかったい。

ところが東京、特に下町では、とり鍋とかとりすきってぇと、どうも高いんでやすねぇ、これが。
しかも、そもそも庶民の味、下町の味なのに上品にかっこつけすぎで、「恨ミシュラン」にでも出てきそう。

ところが門前仲町の「鳥料理有明」は軍鶏鍋がかなりリーズナブルに食べられます。その「有明」で、ランチタイムに好評だった鶏白湯スープのラーメンがFC展開してできたのがこのお店です。

2005年9月開店
千代田区西神田3-3-7
1130~1500、1800~2300
日休
九段下駅5番出口から東に向かい、首都高5号線をくぐってすぐの道路を左折。
3つめの道路の先、右にあります。


    らーめん(洗い飯付き)
 @650

 麺は、白めの黄白色極細ちぢれ麺で、ポキポキと固い仕上がり
 量は、100g程度と少ない
 スープは、麺とほとんど同じ色合いの黄白色濁の鶏白湯塩味で、極めてとろみが強く、食べている最中から口の中が粘ついてくるが、後味はさっぱりしている
 ダシは、日向鶏のガラ
 トッピングは、甘辛いトリモモチャーシュー(日向鶏)で皮目の方を炙ってあるもの小3枚、薬味に玉ねぎみじん、小ネギ、モミジおろし少々
 写真左側洗い飯の食べ方としては、スープに入れたうえ、特製ポン酢を入れるのがおすすめ
 この洗い飯を食べても、全体としてやや物足りないほど量は少ない、というか上品?
、洗い飯は開店記念で無料サービスとなっているが、この無料サービスがとりあえず続いているようだ
   
 (051014)


新しい大型ビルも増えてきた業務地域の中にぽつんとできたお店で、普通知らなきゃ行きませんよ、こんなとこ、と思うくらいの場所です。つまり、周辺の業務系地区で働いている皆さんをねらったお店といえます。

ひよこ色の地に「鳥」という字の象形文字風のロゴが描かれたテントをくぐって店内にはいると、キッチン向きと壁向きに2列のI型カウンター計16席のわりと狭い空間。スタッフは店主と小姉の2人。

店内は、ひよこ色と黒がテーマカラーとなっていて、全体に明るいというか、カワイイ感じにまとめられています。

この立地で、単一商品展開のラーメン店がどこまでいけるか気がかりではありますが、頑張ってほしいものです。