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    らうめん とくや    

御茶ノ水駅南に広がる駿河帰りの旗本の屋敷が置かれた「駿河台」。
ここいらへんに大学が多いのは、その旗本屋敷跡というまとまった土地があったから。
で、このお店はそれらの大学の苦学生向けをねらったわけですね(^^ゞ

とはいえ、御茶ノ水駅聖橋口から、本郷通りの坂を下ったあたり、駿河台の東南端にあたるので、大学に近いというわけではありません。
新御茶ノ水駅からだと、B3出口から右前方の三井住友海上駿河台ビル手前の道を入り、すぐ左にあります。
2003年7月開店
千代田区神田駿河台3−1−7 鳥山お茶の水ビル1F
1100〜1500、1700〜2230
土祝 1130〜1500
日休

エイアンドティー.ティのプロデュース支援によるお店。


    特らうめん+大盛
 @850+100

 麺は、黄白色のややちぢれ細麺で、固めの仕上がりとなっているが、後半にはだれてくる
 スープは、少し濁りもある茶色のとんこつ魚系しょうゆ味で、甘めの味わい
 無化調でインパクトには欠けるが、深みは十分感じられる
 トッピングは、小さな肩ロースチャーシュー3枚、半熟味玉1/2×2、ササミ、メンマ、小松菜、アオサノリ、白髪ネギ
 あおさのりと白髪ネギは量も多い
   


大きな木張りスパンドレルの看板、大きくて背も高い木張りの扉、大きなガラス張り壁面の外観は、一見カフェのような現代和風のデザイン。
扉は、引き戸かと思ったら、両開き、しかも道路側に開くというびっくりもので、開けようとするとちょっとまごつきます。
しかも、引くときにずいぶん重いので、いかにも重厚な扉という印象ですが、その重さは、実は扉の重さではなく、キッチンの吸排気バランスが取れていないことによるものです。

その扉をくぐり抜けて店内に入ると、L型カウンターのみ11席ですが、見通しのよい設計や広いガラス窓のためか広く見えます。スタッフは2人。
店主は、恵比寿時代の「旨いらーめん喰堂 えにし」で修行したそうで、味の構成も似ているところがあります。
えにしゆずりの濃い味わいで、苦学生の財布を開かせていくに違いありません。