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    麺や 七彩 (しちさい)    

ラーメン界において「限定」を標榜するお店は多々あります。とらさんサーチで「限定」をキーワードにして検索しただけでも、158件ものヒットがあります(2009年2月現在)。
でも、このお店のように、全体の(麺の)提供数量そのものが限定になっているところはあまりないのではないでしょうか。なにせ、麺が100食限定、終われば閉店ということですからたいしたものです。
超人気店ですから、経営的に見て、モッタイナイ、と見る人も多いでしょう。
とにかく、公式閉店時間の見込みが15時30分頃とありますが、これはあまりあてにならないというのがもっぱらの噂です。

なので、どうしても食べなきゃ、というヒトは、早めに行ってシャッター前で開店を待つという決意が必要かも。階段の辺りに、ちゃんと待ち客用イスが4つ置いてあります。寒いときは石油ストーブも置いてあります。

2007年2月開店
1130-1530頃(限定100食売り切れじまい) 火休
中野区鷺宮3-1-12
都立家政駅北口改札を出て左へ行くと、すぐ踏切があります。その角を右折してしばらく進むと左側にあります。半地下で判りづらいので、手前に隣接する魚屋「魚福」を目印に行くことをおすすめします。まあ、たいていは行列があるのですぐ判るでしょうけど。


    手切りらーめん(中盛)+千寿ねぎ+ソースカツ丼
@770+200+370
 手切りラーメンは、さらに限定20食のもの
 麺は、少し緑がかったようにも見える黄白色で透明感のある幅広の平打ちちぢれ極太麺で、柔らかめだがもっちり感も強いビロビロした食感
 小麦のふすま部分らしき粒々がポツポツと見え隠れする自家製麺で、中盛は200g(普通盛160g、大盛240gも同料金)
 スープは、薄茶色かすかに濁のトリ丸煮干ししょうゆ味で、無化調、塩味薄めだが、じんわりしたうまみを感じるもの
 煮干し、カツオ節、トリなどダシの材料、しょうゆなどは産地銘柄にこだわっているらしい
 トッピングは、長方形のバラとモモチャーシュー各1枚、超細切りで歯ごたえのあるメンマ少々、千寿ねぎは白い部分の笹切りで量は多量に入れてあるもののねぎの芯が入っている点や辛味が付いている点は残念
 ソースカツ丼はさっぱりしたスープの味わいと相補う強い味で、紫キャベツが敷いてあり、370円とは思えないボリュームもあるお買い得品
   
(料金・メニューは取材時のものです 081224)


店内は地階の割には広めの空間だが、物があふれてやや雑然とした雰囲気でなかなか居心地がよい
客席はL字型カウンター10席。
スタッフは3人。

限定ばかりでしかも昼のみの営業ですからハードルが結構高いお店です。

でも、経営としては考え直したようで、夜をセカンドブランド「TOKYO味噌らーめん 江戸甘」としてスタートしています。こちらもスープ切れ終了ですけど。