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    支那そば きび
   

小川町交差点から本郷通りを南へ。2つ目の角を左へ入ると、そこは静かな低層業務系の市街地。
入ってすぐ左にこの店はあります。

「きび」というからには、岡山ラーメンかというと、そうでもなく、まさに支那そばの世界です。

え?岡山ラーメンとはなにかですって??いや、そもそも岡山ラーメンというご当地ラーメンがあるのか???
そうです、ご当地としてくくれるほど地域性的特徴のあるラーメンは、実はないのです。だがしかしです、中国四国地方ではラーメン店数の人口比がトップ、ググルってみれば一目瞭然、ラーメン関係のHPも捨てるほどある(って、ひとのことは言えるのか>σ(^^))という、ラーメン好きの県民性のようです。
しかも、このHPの作者の生誕地でもあります・・・関係ないか。
さらに関係ありませんが、剣豪宮本武蔵は岡山出身(吉川英治説)です。

      ちゃあしゅうそば
 @750

 麺は、少加水の細い直麺で、やや柔らかい茹であがりなので、固めで注文するほうがよいかも
 スープは、一見、ただのしょうゆ味だが、野菜などがたっぷり使われたもので、飲み始めるとさっぱりした中にも味わい深さが感じられて、全部飲み干したくなるほど
 チャーシューは、柔らかい肩ロース
   

店はビルの一階ですが、全体の内装・造作が、木造船の故材と和紙で造られており、癒し系の空間となっています。

で、なぜ「きび」という店名なのか。これは、店主が岡山県出身であり、さらに「びぜん亭」で修行したことからきているようです。
商品の特徴も、たぶん「びぜん亭」ゆずりと想像します。

 写真左側の猪口は、残念ながらお酒用ではなく、付き出しのカリカリ小梅2個の入れ物です。
お酒といえば、近くに剣豪小説家池波正太郎ゆかりの「神田まつ屋」がありますので、そこで、焼き海苔、そばみそなどをあてに、粋に飲んだ後、仕上げはこちらのそばというのも一興かと。