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     ラーメン 銀節や    

自由が丘駅正面ロータリーを左、つまり南に向かい、踏切を渡って50m、左側にあります。路線によっては、南口を出た方が早いかも。
置き看板やのぼりが出ていますのですぐに判ります。

ただ、看板や置き看板には「ラーメン銀節や」、のぼりには「らーめん」、のれんやメニューには「支那そば」と書いてありまして、店長のおおらかな人柄がしのばれます(^^)

      夜限定こってり銀節そば
 @600

 麺は、黄色みの強い細いちぢれ麺
 量はやや少ない
 スープは、煮干し中心の茶濁しょうゆ味で、魚介の香りが強く、トロミさえ感じられる濃いもの
 この手のものに得てして生じがちな、酸化した味や妙なにおいは全くなく、また、無化調なのに十分なうま味も感じられるレベルの高いもの
 トッピングは、軽くスモークされた煮豚チャーシュー、固茹でのほうれん草
   

店内のあちこちに、「Organic Style」の貼り紙があります。その内容は、スープとワンタンの具は有機素材を使っていると書いてあるのみで、麺やトッピングについては触れずじまい。ただし、各素材に産地表示をしていないのは、正直というか、最近では当たり前?

店は2人のスタッフが切り回しています。奥に、階段がありますが、2階は使っていないようです。

この店は、どこにも表示がありませんが、ムジャキフーズ系の店です。ムジャキフーズは、いわゆるチェーン店とは一線を画する経営手法で、「1店舗1オーナー主義」=各店舗の運営はそこの店長をオーナーと見なして任せるという方法をとっています。すなわち、ムジャキフーズ各店舗は同一資本の系列店ではありますが、それぞれの店で商品も雰囲気も違う(店も多い)ということになります。店名も、この「銀節や」のほか、自由が丘「箱舘や」、渋谷センター街「伝丸」、中目黒「大地よ水よ人よ」、銀座「船美坂」と、インパクトありますねぇ。ま、独立店を装っているだけさ、という辛辣な見方もありますが。